あまちゃん視聴率、梅ちゃん先生に肉薄

 NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」(月~土曜、午前8・00)の26日放送分までの期間平均視聴率(全話平均)が、最終回を目前に20・6%まで上昇したことが27日、ビデオリサーチの調査データに基づく集計で明らかになった。

 NHKによると、過去10年間(03年後期以降)の朝ドラの期間平均1位は12年前期「梅ちゃん先生」の20・7%で、その差はわずか0・1%。来週明けに判明する、27日放送分と、28日の最終回の数字次第では、“大逆転”が起こる可能性も出てきた。

 「あまちゃん」は、約1カ月前の第21週(8月19~24日)の放送終了段階では、全話平均は20・2%で、「梅ちゃん‐」とは開きがあったが、ここから猛烈な追い上げをみせている。

 今月16日放送分では、過去10年間の朝ドラ最高となる視聴率27・0%を記録している。大ブームを起こしている「あまちゃん」だけに、最終回はどこまで“じぇじぇじぇ”な数字を叩き出すかも注目される。

 なお最終回で30%を超えれば、01年前期「ちゅらさん」の全話最高29・3%を抜き、今世紀1位の記録となる。

 (※数字は関東地区)

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