「トーキョー」の瞬間22・8%!五輪特番

 2020年の五輪開催地が東京と発表された8日午前5時20分ごろのNHK特別番組の瞬間最高視聴率が、関東地区で12・7%を記録したことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。同様に特番を中継した、民放4局の瞬間値との合計は22・8%で、日曜早朝としては超異例の“高視聴率”となった。関西地区もNHKと民放4局の合計は23・2%を記録。東京圏だけでなく日本列島がひとつとなって、歴史的瞬間を歓喜した。

  ゴールデン級 日曜日の早朝に徹夜して、あるいは早起きして、日本のお茶の間が地球の裏側ブエノスアイレスからの吉報に沸いた。

 テレビ各局は20年五輪の開催地決定を特番で中継したが、NHK特番「いよいよ決定!2020年五輪開催都市」の平均視聴率は特番トップの10・3%(関東地区)をマーク。投票結果が入った封筒がIOCのロゲ会長のもとへ運ばれた午前5時19分から、同会長が「トーキョー!」と発表した同20分にかけては、瞬間最高12・7%を記録した。

 早朝時間帯としては異例の好数字。さらにNHKと民放4局の、午前5時20分の瞬間値を合計すると22・8%と“ゴールデン帯級”の数字をたたき出し、歴史的発表への関心の高さをうかがわせる結果となった。

 NHKでは、その後も日の出とともに数字が上昇、午前7時からの「ニュースおはよう日本」は通常時の約2倍の20・6%をマーク。民放各局の特番では、ジャーナリストの池上彰氏(63)を起用したテレビ朝日系の特番(午前5時~同7時)が5・1%でトップだった。

 また関西地区でも、トップはNHK特番で平均10・0%、瞬間最高12・5%と関東と同水準の数字。同地区の決定発表時(午前5時20分)のNHKと民放4局の瞬間値合計は、関東を超える23・2%となり、東西を問わず、列島一丸で「トーキョー!」に沸いた。

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