巨人、今季初の先発全員安打で5連勝

阪神に快勝し、井端(背番号5)、相川(同23)、マイコラス(同39)らナインとタッチを交わす巨人・原監督(中央左)=東京ドーム
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 「巨人11-2阪神」(11日、東京ド)

 巨人が今季初の先発全員安打の圧勝で首位攻防戦を制し、5連勝。首位固めに入った。阪神は2連敗。

 巨人は一回に坂本の中堅左への6号ソロで先制。三回に阪神の先発・藤浪の暴投、四回に相川の中越え適時二塁打、五回に藤浪の村田への押し出し死球で、それぞれ1点ずつを加えた。

 勢いはとどまらず、六回には長野、阿部の連続適時二塁打で3点、七回にも井端の1号2ランなどで大量4点を加え、阪神の反撃を四回の福留の15号ソロ、六回のマートンの右犠飛による2点に抑えた。

 先発のマイコラスは6回を5安打2失点で5勝目(3敗)を挙げた。

 原監督は会心の勝利に「先制、中押し、ダメ押し…素晴らしい攻撃だった。我が軍はとにかく得点に飢えているチームだから」と、ご機嫌。今季初の6連勝に向けて「それを(頭に)持って明日の戦いへ臨みたい」と手応えをにじませた。

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