【神戸新聞杯】マッサビエル豪脚で勝負
「神戸新聞杯・G2」(27日、阪神)
名牝メジロドーベルの血を引く関東馬マッサビエルが、クラシックラスト1冠の出走権奪取へ向けて、順調そのものだ。デビューから4戦3勝。その自慢の豪脚に磨きをかけてトライアルに挑む。
G1・5勝の名牝メジロドーベルの孫マッサビエルが勇躍、西へ乗り込む。
デビューから〈3・1・0・0〉のハービンジャー産駒は、まだまだ底を見せていない。近2戦でコンビを組んだ戸崎圭は「躍動感があって、切れるというよりもグイグイ伸びる感じだね」と、その乗り味を絶賛する。
デビュー戦から素質の片りんを見せた。スタート直後に落馬寸前の不利を跳ね返してのV。小笠師は「レース前は、スムーズだったら勝ち負けできる手応えはあったけど、全然スムーズじゃなくても勝てた。初戦でこの馬のスケールの大きさを感じたよ」と振り返った。
祖母譲りの爆発的な末脚が武器。4戦中3戦でメンバー最速の上がり3Fを記録してきた。それは「エンジンが掛かったときの“モノ”が違うね」と指揮官に言わしめるほどの豪脚だった。前走も大外から圧巻の末脚で2馬身半差の完勝。初対戦の古馬を子ども扱いしてみせた。
夏を越して馬体はさらにパワーアップしてきた。1週前の美浦Wでは、強めに追われて6F84秒3‐40秒4‐13秒3をマーク。順調にケイコを消化している。「ここからは本当の一線級と当たる。あくまでもチャレンジャーのつもりだけど、本番につながる競馬をして欲しい」と期待を寄せる。レース後は栗東に滞在して本番へ向かう。2冠馬ドゥラメンテ不在で混戦模様のクラシックラスト1冠。由緒ある血統馬が“台風の目”になるか。
