【皐月賞】エンブレム抜群の最終リハ

 「皐月賞・G1」(19日、中山)

 ブライトエンブレムが15日、抜群の動きで最終リハを完了した。田辺を背に美浦Wで僚馬2頭を追走し、4角で最内へ進路を取る。直線も馬の行く気に任せたまま、鞍上の手はピクリとも動かない。最後は3頭が馬体を並べ、5F67秒5-38秒2-12秒8のタイムでフィニッシュした。

 「思っていたよりも軽い動きをしてくれたので安心しました」と主戦の感触は上々。小島茂師も「先週末(8日)にもしっかりやってあるので、きょうは感触を確かめてもらう程度。順調に来られましたね」と、満足そうな笑みを浮かべた。

 前走の弥生賞ではサトノクラウンの2着に敗れたが、田辺は「負かしに行く競馬で収穫はあったし、今回に向けていい内容だった」と評価する。今回は自身初のクラシック制覇もかかる一戦であり、意気込みは相当だ。

 「強い相手と戦ってきて確実な進歩を感じるし、自分にとってもありがたいチャンス。積極的な競馬で結果にこだわりたい」。左足を負傷し先週の騎乗は取りやめたが、もう大丈夫。関東の若武者は逆転戴冠へ力を込めた。

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