【CC】リッキー G1・4勝目へ好機
「チャンピオンズC・G1」(7日、中京)
“リニューアルG1”を手中に収めて、最優秀ダートホースの座を確定的とするか。フルゲート16頭中、実に10頭が砂のG1馬。データ班のイチ押しはコパノリッキーだ。昨年までのタイトルは3歳限定の交流G2を1勝のみだったが、今年は初戦のフェブラリーSを最低16番人気で制すると、その後もG1で1、2、1着。パワーとスピードで大ブレークを決めた。休み明けの前走を使われた上積みも見込めるだけに、G1・4勝目の好機だ。
最低人気で勝利を決めたフェブラリーSに続き、今度は記念すべき“新生G1”を手にしてみせる。1年前には霜月S10着、フェアウェルS9着とオープン特別で惨敗していたコパノリッキーが、今年に入ってG1を3勝。今やダート界の王者に君臨しようとしているのだから恐れ入る。
「フェブラリーSの時は状態も良かったので5着くらいはあるかなと思っていたが、まさか勝つとは。せっかくここまできたので最優秀ダートホースは獲りたい」と木戸厩務員はJRA賞奪取に意欲を見せる。地方交流戦を含めて今年、ダートG1を複数回勝っているのはこの馬だけ。4つ目を獲得すれば、当確ランプが点灯する。
フェブラリーS後にはかしわ記念もV。続く初距離の帝王賞こそ2着に敗れたが、前走のJBCクラシックは力の違いを見せつける完勝だった。2着馬に3馬身差をつけ、従来の記録を1秒1も更新する2分0秒8のレコード勝ち。距離や休み明けを苦にしなかったあたり、王者らしい底力が備わってきた。
「ライバルが何かと言われたら、リッキー自身ですね。自分の力さえ出せれば」。00年ウイングアロー、11年トランセンドに続き、史上3頭目となるJRAダートG1年間V2へ-。チャンピオンズC初年度に、その名を競馬史に刻み込む。
