JRAは2日、大阪市内で定例会見を行い、外国人騎手の通年免許試験要項について、今後も外国語では英語以外の言語による受験を認めない意向を示した。
8月に外国人騎手に通年免許取得の門戸を開放。これを受けてミルコ・デムーロ騎手(34)=イタリア=がJRA初の外国人騎手を目指したが10月の一次試験で不合格。英語が母国語ではない外国人騎手にとっては厳しい措置となるが「諸外国でも、英語圏では英語、フランスではフランス語のみで受験が可能。各国と比べて配慮はしていると思います」と小林善一郎理事はコメント。現時点で要項を見直さない方向だ。