ＮＭＢ４８・南羽諒（みなみ・はあさ、１８）の趣味である段ボール工作品による初の個展「南段ボール製作所展」が１３日、大阪・ＬＡＵＧＨ＆ＰＥＡＣＥ　ＡＲＴ　ＧＡＬＬＥＲＹでスタートした。ネット番組の人気コーナー発で、「生活を便利にする」というアイデアを元に、ブランコやトイレットペーパー置きなど新作３点を含む全７点が披露された。

　南は一番の自信作に２日間で製作した「ただのブランコ」を挙げ、「乗れる。乗ったときちゃんと揺れる」とアピールした。個展開催期間は大事をとって、乗るのは禁止されているが、この日の写真撮影時に南自身が特別に挑戦。最初は体重をかけても持ちこたえたブランコだが、徐々に「ミシッ」という音が聞こえはじめ、最後は座った部分がはがれ、南は「あ～」という声と共に尻もちをついて苦笑した。

　中学１年からハマった段ボール工作で、挑戦したい作品を聞かれると「アウトドアで海に行くのが好き。いつか段ボールで船を作りたい。『作ってみたいものリスト』にもイカダが入ってる。紙と水は合わないけど、現状を覆すものを作りたい」と目を輝かせた。

　また、バレンタインに贈りたい段ボール製品には「家」と回答。「家を作るのは結構、簡単なこと。一番喜んでもらえる。サイズも大きいし、もらった感があってバレンタインにもってこい。温かいので（使うのは）外でもいい」と理由を説明しつつ、一方で「捨てられないように」と現実を見据えて笑わせた。個展は３月２日まで。