歌手で俳優の泉谷しげるが２６日、カンテレのバラエティー「胸いっぱいサミット！」に出演し、一緒に仕事をしたアイドルグループのマネジャーが「こいつらバカですから」と言い放ったことに対し、激怒した過去を明かした。

　番組ではＮＧＴ４８の騒動で、スタッフとアイドルたちの乖離に言及。泉谷はかつて自分のイベントにアイドルグループが出演してくれたことを明かした。グループ名についてはピー音で消されたものの、実名も告白。イベントに来てくれた４人のアイドルたちは、打ち合わせで、泉谷の話に一瞬「ん？」と話がわからない様子で、黙り込んだという。するとアイドルに付いてきたマネジャーが「こいつらバカですから」と放言。その発言に対し「なんだその言い方は！」と逆にマネジャーを叱り飛ばしたことを明かした。ＮＧＴの騒動にも「大人は『小娘たちは俺たちの言うことを聞いたらいいんだ』と思っている。運営陣は（メンバーを）バカ扱いしてるんじゃないかな」と自身の体験を重ね合わせた。

　またタレントの東国原英夫も「会いに行けるアイドルのコンセプトも岐路に立ってる。１０年前、２０年前ならよかったけど、いまは危険をはらんでる」と身近で会えることへの危険性を示唆。第三者委員会も設置されたが「きちっとどこまで踏み込んで真実を伝えてくれるのか…出てきた事実にもよるけど、下手すりゃ解散まで行くよ」と危惧していた。