稀勢の里、稽古を再開「日に日に良くなっている」

相撲を取る稽古を再開した稀勢の里(右)
2枚

 大相撲の夏巡業が14日、岩手県奥州市で行われ、左大胸筋負傷などで8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が1週間ぶり土俵に上がって稽古を再開し、先場所初優勝を果たした関脇御嶽海(25)=出羽海=らを相手に11番取って9勝2敗だった。

 7日の所沢で稽古して以来の再始動。左足裏のかかと付近を痛めていたが全快した。まず幕内佐田の海(境川)を相手に圧力で圧倒し4勝1敗。続いて、先場所を制した若きスターを指名。おっつけられ左を封じられ敗れる場面もあったが、押して良し、組んで良しとまずまずの内容だった。

 「(足は)だいぶいい。しっかり体を作っていたから」と問題ないことを強調。「内容も良くなっている。(動きも)日に日に良くなっている」と充実感。御嶽海とは本場所では昨年名古屋場所で対戦したのが最後。「この前やったときとは全然違う。力は付いている」と成長を認めていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス