広島・秋山「いつでもいけるよう準備」2軍戦に3番右翼で復帰 リーグ戦再開後の起爆剤へ左ハムストリングの肉離れ回復順調
「ファーム・練習試合、広島0-0JR西日本」(17日、由宇球場)
「左ハムストリングの肉離れ」で離脱していた広島・秋山翔吾外野手(38)が17日、2軍の練習試合・JR西日本戦(由宇)で実戦復帰を果たした。「3番・右翼」で出場し、2打数無安打で六回から交代したものの、2度の守備機会を軽快にこなすなど順調な回復ぶりを示した。
緑が美しく映える由宇球場に、頼もしい背番号9が帰ってきた。故障からの復活を目指す秋山が実戦復帰し、順調な回復ぶりをアピール。「特に問題なかったかなと思います。いいステップアップができているんじゃないかなっていう感じです」と、柔らかい表情で手応えを口にした。
「3番・右翼」でスタメン出場。初回2死の第1打席はカウント2-2から変化球を捉え、一ゴロ失策で出塁した。次打者・高木翔の打席ではフルカウントからスタートを切るなど、動きに制限はなし。四回1死の第2打席では左飛に倒れるも、「悪い対応ではなかった」と納得顔。六回の守備からベンチに退いた。
復帰戦ながら攻守にわたって“1軍モード”で試合に臨んだ。打席では相手先発の技巧派左腕に対し、1、2打席ともに2ストライクまで手を出さず。「いろんな球種を操る投手っていうイメージだった。そんなに早打ちしてもいい結果が出る投手に見えなかった。球筋を見てとかっていうよりも、本当に実戦に立つイメージで」と、冷静に狙いを明かした。
守備でも高い意識を見せた。三回までは右翼を守って2度飛球を処理。四回からは左翼に回った。「1軍に行った時に、『こっちしかやってません』となると、多分自分が困るので。少ないイニングでしたけど、景色を変えて頭の切り替えも含め、刺激がある中でやらせてもらえるって事だった。志願してという言い方よりはこういう試合の機会を利用して、やらせてもらったっていう感じです」と出場機会を想定しながら、抜かりない準備を進めていく。
5月10日・ヤクルト戦(マツダ)の初回に投ゴロを打った際に、「左ハムストリングの肉離れ」を発症。翌11日に出場選手登録を抹消された。リハビリを経て、実戦に復帰。初戦は離脱前と変わらぬ軽快な身のこなしを披露し、完全復活へまた一歩、近づいた。
「できる限りのことはやっていきたい。もうここからは僕だけで決められない。あとはそういう(昇格の)タイミングになったら、いつでもいけるってものが出せるようにするだけ。日々続けて準備していきたいなと思います」と秋山。19日からセ・リーグとの戦いが再開する。逆襲を目指す新井カープの起爆剤となるため、その時を待つ。
