広島36歳・菊池が開幕二塁へ「いい感じにきている」存在感際立つソロ弾 ドラ3勝田をリード

4回、勝ち越しソロを放つ菊池(撮影・北村雅宏)
4回、勝ち越しソロを放ち、ナインに迎えられる菊池(左)
2枚

 「オープン戦、ソフトバンク4-3広島」(20日、みずほペイペイドーム)

 広島・菊池涼介内野手(36)が20日、今年自身初本塁打となる一時勝ち越しのソロを放った。開幕まで1週間を切った中、ここまで「いい感じにきているんじゃないかな」と充実感を漂わせる。実績を度外視した横一線の競争でもしっかりと結果を残し続け、プロ2年目の2013年から続く開幕スタメンへ突き進む。

 20代の若手がズラリと並ぶスタメン表で、36歳を迎えた菊池は異色に映る。ただ、ひとたびグラウンドに立てば他の追随を許さない守備と、好調な打撃で存在感は際立つばかりだ。開幕が近づくにつれて横一線の競争にも優劣がつき始めた。白紙の状態から始まった二塁の定位置争いで、ベテランが頭一つ抜けだそうとしている。

 「『横一線』と言われて気持ちもみんな入っている。そういうところで僕らもベテランと言われているけど『よし、やってやるぞ』と。その中で、うまくいっていることと、いっていないことがあるけど、いい感じにきているんじゃないかなと思う」

 チームを俯瞰(ふかん)した上で菊池は自らの心境を明かした。表情は表に出さず、淡々とプレーしながらも熱き思いを胸に秘める。競争心を強く持ちながら、この日も好結果を生み出した。

 四回先頭での第2打席だ。初見の投手相手に2球目の変化球を強振し、左越えのソロとした。「たまたまです」と喜びは少なかったが、持ち味のパンチ力を発揮。二回の1打席目では、上沢から左前打を放って先制機も演出した。

 これでオープン戦は出場5試合連続安打で打率も・323まで上昇。新井監督も「体がキレているよね」と評価する。菊池自身も現状を「良いか悪いかで言ったら、良いという感じでも悪いという感じでもないけど、ボールは徐々に見えてきている。対応はできているのではないかなと思う」と語り、一定の手応えをにじませた。

 今年は「横一線の競争」の大号令のもと、初実戦となった2月10日の紅白戦から出場。調整が一任されていた前年の対外試合初出場は3月1日だったが、今年はチームの対外試合初戦となった2月15日の練習試合・巨人戦からスタメンで出場し、打席を重ねてきた。

 近年のオープン戦打率は2割前後で、仮に3割以上で終えると21年以来となる。その年は開幕から16戦連続安打をマーク。スタートダッシュにも期待が膨らんでくる。

 二塁のレギュラー争いは事実上、ドラフト3位・勝田(近大)との一騎打ちの構図だ。菊池は「やるだけなので。もう(残りのオープン戦も)2試合しかないしね」と先を見据えた。最後までアピールを継続しつつ、開幕に向けて仕上げていく。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス