今年も不動の4番 阪神・佐藤輝が帰国後初安打 右中間真っ二つ 守備では悪送球「課題見つかったんで頑張ります」
「オープン戦、オリックス2-6阪神」(20日、京セラドーム大阪)
阪神の佐藤輝明内野手(27)が今年のオープン戦初安打を放った。三回先頭で右中間を破る二塁打。WBCを終え、17日のチーム合流後初安打に「良かったんじゃないですか」と息をついた。WBCでは準々決勝のベネズエラ戦で適時二塁打を放つなど打率・300、2打点と奮闘。虎の4番が開幕に向けて順調な姿をアピールした。
もう時差ぼけなんて言っていられない。目の覚めるような打球が右中間を真っ二つに切り裂いた。佐藤輝がWBCから帰国後初安打となる二塁打。「良かったんじゃないですか」。1週間後の開幕戦に向けて、虎の4番がスイッチを入れてきた。
1打席目は空振り三振に倒れ、2点リードの三回先頭。追い込まれながら、3番手・寺西の低め変化球をジャストミートした。「まあ、良かったです」。オープン戦3試合目の出場で、6打席目での快音。その姿を待ちわびた、関西の虎党からも拍手喝采を浴びた。
寺西といえば、侍ジャパンとの強化試合で強烈なインパクトを残した男だ。2日の日本代表戦に先発し、2回無安打無失点で3奪三振。大谷や鈴木、吉田を直球で押し込み飛球で打ち取り、近藤や村上、そして佐藤輝も三振に抑えられた。あれから18日。世界の猛者たちと戦ってきたプライドをバットにぶつけた。
16日にマイアミからチャーター機で帰国し、17日には先発出場。この試合の前までは4打数無安打だった。シーズンに向けて、課題の一つに挙げていたのが日本人投手への対応。WBCでは海外選手との対戦で、少なからずタイミングの取り方や投球へのアプローチなどを変えていた。
この日は2三振もあったが、追い込まれて対応できたことはプラスに捉えられる。「しっかり調整して、あと2試合あるので。そこでうまくね、対応できればなと思います」。WBC準々決勝のベネズエラ戦以来の二塁打を皮切りに、開幕までの総仕上げといきたい。
一方、守備ではミスも出た。二回1死で中川のゴロを軽快にさばくも、一塁への送球が本塁方向へ。WBC使用球とNPB球の違いもあるが、「いや、関係ない」と言い訳せず。「そこも課題が見つかったんで、また頑張ります」。試合前練習では昨年からのドリルを欠かさずに行っていて、本番までに必ず不安を取り除くだろう。
チームは18日のロッテ戦(ゾゾ)から連勝。残り2試合を残し、8勝4敗1分けでオープン戦の勝ち越しを決めた。8勝4敗3分けだった2022年以来、4年ぶりのこと。勝敗は関係ないとはいえ、勝つに越したことはない。目標の連覇へ、既に王者の貫禄が漂っている。
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