広島・久保 逆転2ラン含む3打点と躍動 スイング良化実感「見極めができていると」しぶとく四球も
「フェニックス・リーグ、四国IL選抜2-4広島」(8日、天福球場)
広島3年目の久保修外野手(25)が本塁打を含む2安打3打点と躍動した。七回2死一塁で内角球を捉え、逆転の左越え2ラン。「最初から引っ張りにいこうとか、長打を打とうとかは思っていなかった。たまたま行った感じ」と振り返った。
続く九回は2死三塁で遊撃への適時内野安打。追い込まれてからバットを短く持ち、ノーステップで食らい付いて泥くさく得点に絡んだ。一、三、五回は全てフルカウントから四球をもぎ取るなど、しぶとさも披露した。
「低めの変化球を振ってしまうことが多かった」と分析し、現在は2ストライクからの対応に主眼を置く。両足主導のスイングを意識し「見極めができていると、少なからず感じる」と良化を実感した。守備力と脚力に定評があり、1軍で活躍する大盛や中村奨の活躍にも発奮。実りの秋を目指し、打力向上を図る。





