張本智和に香港のファンから大歓声 中国語で「皆さんにごあいさつします」と呼びかける 「お互いの応援がたくさんあった気持ちのいい試合」

 「卓球・WTTファイナルズ」(11日、香港)

 男子シングルス1回戦で張本智和がシモン・ゴジ(フランス)を4-2で下し、準々決勝進出を決めた。

 場内での勝利インタビューでは、インタビュアーから英語で質問されたが、最初に中国語で「まず皆さんに一言。香港の皆さんにごあいさつします」と会場に呼びかけた。その瞬間、香港のファンから「ワー」「キャーと」と歓声が上がり、場内がどよめいた。

 その後は通訳を介して日本語で「シモン選手とは何回もプレーしてきて、毎回すごく苦しい試合。すごく強い相手で今日も苦しい試合でしたけど、やっぱりベンチで監督と戦術を1球1球変えながら、本当に同じボールを送らないように。常に何かを変えながらプレーしたので、そうやってやっとリードして勝てたのかなと思います」と話した。

 その後の取材では香港のファンの声援について聞かれ「今回は応援の方が多かった。すごく相手への応援にしても、試合らしい応援合戦というか、ゴジ選手と僕のお互いの応援がたくさんあったのですごく気持ちのいい試合でした。点を取っても取られてもしっかり納得のできる大会なので。明日以降、何があるかはわからないですけど、しっかりどんな状況も想定しながら、今日みたいな試合になればいいなと。歓声という面ではそれを期待したいです」と話した。

 張本については7日まで中国・成都で行われていた混合団体ワールドカップ(W杯)で相手のフランス選手が得点すると大歓声があがったり、張本に対してブーイングがあった。

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