広島・中村奨が5日・DeNA戦から1軍復帰へ 右肩の負傷から約3週間 支配下登録された前川もプロ初昇格へ

 広島の新井貴浩監督(48)は4日、5日・DeNA戦(横浜)から中村奨成外野手(26)と前川誠太内野手(22)を1軍に昇格させることを明かした。

 中村奨は7月15日・DeNA戦(マツダ)の四回に右翼守備でダイビングキャッチを試みた際に右肩を負傷し、そのまま交代。同17日に「右肩肩鎖関節損傷」と診断され、出場選手登録を抹消された。その後、8月1日のウエスタン・ソフトバンク戦(由宇)で実戦復帰。2軍では3試合に出場し、8打数3安打と順調な回復ぶりを示していた。

 今季は自己最多の58試合に出場し、打率・261。ともにシーズン自己最多となる4本塁打、14打点をマーク。新井監督は「問題ないということなので(1軍に)上がります。本人も悔しかったと思う。バッティングも調子良くて。けど思ったより軽度というか、早く帰ってこられる。またいいものを期待しています」と話した。

 前川は7月28日に辻とともに支配下登録。今季は2軍で打率・279、0本塁打、20打点をマークしている。7月31日には新井監督自ら、ウエスタン・オリックス戦(杉本商事BS)を視察し、昇格の判断を下した。指揮官は「実際にチェックしてやっぱりいい動きをしていた」と高評価。22歳の若鯉がチームに勢いを与える。

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