広島・森下がアクシデントで緊急降板 ベンチに異変の合図、七回途中91球、被安打3で交代→直後に中崎が勝ち越し許す

 「広島-巨人」(26日、マツダスタジアム)

 広島の先発・森下暢仁投手が七回途中で降板した。なんらかの異常を訴え、トレーナーとともにベンチ裏へと引き揚げた。

 1-1の七回のマウンドに上がった右腕は1死後、泉口に10球粘られた後、中前打とされた。打球が中前へ抜けると、一塁ベンチに向かって合図を送り、トレーナーと投手コーチがマウンドへ。やりとりをした後、ベンチ裏へと下がった。

 その後、新井監督がベンチを出てきて、交代が告げられた。突然の降板にスタンドからはどよめきが起こった。降板後、森下は指を気にする様子もみられた。

 森下は6年目の今季、ここまで5勝10敗。防御率2・27ながら、負け数は両リーグワーストとなっている。この日は先制成功直後の五回に岸田に同点適時打を浴びていた。

 森下降板後、緊急登板した中崎がリチャードに勝ち越しの適時二塁打を許した。

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