広島・秋山「開幕大丈夫です」 「ホッとしている」左足首負傷で23&24日欠場も軽度の「左足首腓骨筋腱炎」

 「左足首腓骨(ひこつ)筋腱炎」で23、24日のオープン戦を欠場した広島の秋山翔吾外野手(35)が25日、開幕に間に合う見通しを示した。この日は休養日だった中、マツダスタジアムを訪れて治療を受けるなどして、「やれることをやったという感じ」と強調。26日に再度、状態を確認して問題なければ全体練習に参加する。

 チームもファンも胸をなで下ろして良さそうだ。負傷後、初めて取材に対応した秋山は「最初に比べれば良くなってきてはいるなと思います」と患部の状態について言及。「開幕大丈夫です。その準備もします」と力を込め、3・29に照準を合わせた。

 秋山は22日のソフトバンクとのオープン戦で左足首に違和感を抱き、23、24日の試合を欠場。23日に広島市内の病院で検査を受け、「左足首腓骨筋腱炎」と診断された。新井監督は秋山について、「幸い軽度だと聞いている。(開幕も)大丈夫、問題ないでしょうという報告がきているよ。無理する必要はないから」と説明していた。

 違和感を抱いてから3日が経過。オープン戦終了から一夜明けたこの日も秋山は球場に足を運び、治療などを受けた。「診断自体も自分の思っているようなレベルではなかった。時間がたてば治るというレベルの診断だった。そこはホッとしているところ」。自身もどのプレーで痛めたのかは明確には分からないという。だからこそ、軽傷の診断結果に安堵(あんど)感が広がった。

 昨年10月には「右膝外側半月板部分切除」の手術も受けている。今キャンプは2軍で調整を進め、3月から1軍に合流。オープン戦は13試合に出場して33打数8安打で打率・242で終えた。今回の負傷は右肩上がりの調整を見せていた中での“小休止”となるはずだ。

 今後は26日に再度、状態を確認して問題がなければ、同日の全体練習にも参加する予定。「メニュー自体は一緒にやれるぐらいまで戻っていれば最高。一応3日動いてないってことで、確認しなきゃいけないところもあるかもしれない。(首脳陣やトレーナーと)しっかり話してって感じですね。ただ、良くなってきてるっていう感じはあるかな」と冷静な口ぶりで前を向いた。

 チームの屋台骨を担う男の開幕不在という事態はひとまず避けられそうだ。オープン戦では「5番・左翼」での起用が多かった秋山。無理は禁物ではあるものの、今季も中軸打者として背番号9にかかる期待は大きい。

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