勤勉さも際立つ広島・レイノルズ 休日返上で約3時間の屋内練習 遊撃で出場も「求められればやるつもり」

 広島のマット・レイノルズ内野手(33)が4日、マツダスタジアムを訪れて休日返上で練習を行った。勤勉さも際立つ助っ人は内野のポジションを全て守れるユーティリティー性も強みの一つ。内野の要である遊撃での出場にも意欲を示した。

 倉敷で行われた楽天との3連戦から一夜明け、閑散とする本拠地にレイノルズはさっそうと現れた。午前中に球場入りし、昼過ぎまでの約3時間にわたって屋内で「練習していたよ」。ほとんどの選手が休養に努めた中、精力的に体を動かした。

 ここまでのオープン戦は6打数1安打で打率・167。キャンプ中盤は左肩の違和感で離脱していたこともあって、状態はまだまだ上昇の余地を残しており、「とにかく一打席一打席を大切にして、内容のある打席を重ねていく」と開幕までの青写真を描いている。

 その上でレイノルズの強みの一つが高いユーティリティー性だ。新井監督は「基本はサード」と起用方針を明かしているが、内野は全ポジションをこなせる。オープン戦では三塁と二塁で出場した。周囲との連係をより、密にとらなければならない遊撃での出場についても「自分の中でプランはないが、チームに求められれば、やるつもりでいる」と語った。

 遊撃のレギュラーは小園だが、有事の際に遊撃でメジャー通算54試合の出場経験があるレイノルズが控えているのは心強い。長いシーズンを戦う上で、助っ人の献身性にチームが救われる日も来るはずだ。

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