広島・秋山 16日から古巣・西武と初対戦で“恩返し” 「楽しみな面と、やられたくない面と、両方ある」

 広島・秋山翔吾外野手(35)が12日、“恩返し”を誓った。交流戦最後のカードとなる16日からの3連戦は、19年まで在籍した西武が相手。古巣との対戦は今回が初めてで、今季の交流戦を勝利で終えるため、全力を尽くす。

 プロ入りから9年間在籍した西武と初めて対戦する。秋山は「もちろん楽しみな面と、簡単にやられたくないと思う面と、両方ある」と力を込めた。古巣時代から変わらない全力プレーで“恩返し”をする構えだ。

 開幕から全試合に「3番」でスタメン出場する。75安打はリーグトップで、打率・329は同3位だ。得点圏打率・432も同トップ。好機をつくる打撃に加え、走者を置いた場面での勝負強さ。走攻守でチームの先頭に立っている。

 「ライオンズにいた時代があるから、あのときのメンバーとか先輩たちがいて今の基礎がある」

 西武時代から大切にする心構えがある。「しっかりした準備をしてグラウンドに立つことが僕にとってはすごく大事」。その姿勢は広島でも変わらない。試合へ向けての入念な準備。その姿は今、若手へ手本となっている。

 西武戦は交流戦締めくくりの戦いでもある。再開するリーグ戦に弾みをつけるためにも白星で終えたい。

 「どのチームに対してもそうだと思いますけど今、自分がここで野球をしっかりやっているということが伝わればいいかなと」

 鯉党も西武ファンも注目する一戦。秋山が平常心でグラウンドに立ち、存在感を示す。

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