広島・佐々岡監督「森下は今のうちでは一番安定した投手でもあるし」敗戦で阪神と2差

 5回、中野の死球の判定にベンチで目を丸くする佐々岡監督(中央)=撮影・吉澤敬太
 6回、梅野の2点適時打で逆転を許した森下(撮影・田中太一)
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 「阪神6-5広島」(14日、甲子園球場)

 広島は初回に西川、マクブルームの適時打で2点を先制。

 同点で迎えた五回には西川の10号ソロで再び勝ち越す。

 その裏、無死二塁から犠打をマクブルームが悪送球、中野死球の満塁から糸原に犠飛で追いつかれる。

 六回には会沢の適時打で3度目のリードを奪うが、その裏1死一、二塁から梅野に右中間三塁打で森下は降板。六回途中6失点でKOとなった。

 七回にマクブルームの二塁打で1点差に迫ったがあと一歩及ばなかった。3位・阪神とは再び2ゲーム差に開いた。

 広島・佐々岡真司監督は森下について「うーん、まぁ、味方が点を取った後というところがね。あそこはしっかり、取った後に取られるというのは流れが悪くなるのでね。初回は逆球があったり、変化球が入らなかったり。ま、二回以降は持ち直した感じがしたんですけど、初回は入りが悪かったのかなと思います」と振り返った。

 六回に会沢が打席に入った場面でネクストサークルには森下ではなく松山がいた。

 「あそこは状況によってね、一応(代打の)準備はしていましたから」

 その会沢の適時打でリードし、森下は六回も続投したが、打ち込まれた。

 「まぁ、まだいけると、こっちは判断していましたし、まして森下で、今のうちでは一番安定した投手でもあるし。点が入れば当然行くっていうね。入らければ、点を取りにいかなければいけないとは考えていましたけどね」

 秋山、菊池涼を欠く中で打線は粘りを見せた。

 「まぁ、初回からほんと、しっかりとね。ま、もう1本というところも初回とかにあって、もう1本出ていればまた(展開が)変わったかもしれないですけどね」

 CS進出を争う3位・阪神とは再び2ゲーム差に開いた。

 「まぁ、あと8試合を勝つしかないと思うのでね、そういう気持ちで戦うしかないと思っています」

 横浜へ移動し、16日から2連戦を戦う。

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