阪神・森下 才木の黒星消した!九回意地の同点犠打「あそこで決められたら」サヨナラ逃すも初回15打席ぶり安打
「阪神2-4巨人」(24日、甲子園球場)
悲鳴が響いた数分後、九回の聖地は大歓声に包まれていた。打席に阪神・森下翔太外野手。1点ビハインドながら1死満塁の状況をつくり、まだ諦めないとファイティングポーズをとり続けた。才木の負けを消し、試合を振り出しに戻す同点犠飛。敗れはしたが、意地は見せた。
マウンドにはマルティネス。カウント1-1から直球を右方向に運んだ。「あそこで決められたら良かったですね」。右翼手の頭を越えればサヨナラ勝ちだったが、少し詰まって犠飛となった。悔しそうだったが、最低限の仕事は果たした。延長十回に勝ち越されたが、首位攻防戦で簡単にやられるわけにはいかなかった。
ここ数試合、いい当たりは飛ばしながら、Hランプがつかなかった。試合前の時点で3試合連続無安打。22日のDeNA戦(甲子園)では守備のミスもあり、グラブをベンチに投げつける場面もあった。1日空いて、初回1死一塁からは中前打でチャンスメーク。15打席ぶりの安打を放った。
今季の巨人戦は打率・310、3本塁打、8打点。25日は6打数3安打と相性のいい新人の竹丸が先発で、26日は東海大相模の先輩でもある小笠原との対戦が予想される。久しぶりの安打にも「淡々とやるだけですね」と冷静。本塁打は6試合出ておらず、そろそろ豪快な一発に期待したい。
本拠地・甲子園での成績は20勝20敗1分けと五分になった。森下自身も甲子園での打率は2割台前半とセ・リーグの球場別で最も低い。チームも聖地での直近4試合を計9得点と、少し打線が苦しんでいる印象だ。こういう時こそ、クリーンアップの一打が流れを変える。
前半戦も残り2試合。巨人とは再び首位タイとなり、単独首位ターンへの激しい争いが続く。まず、1勝すれば1位での前半戦フィニッシュは決まる。次こそ、快音を響かせて勝利へと導いてみせる。
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