広島・野村 3回4失点KO 次回25日先発へ「しっかりと投げられるように」

 「広島1-6中日」(18日、マツダスタジアム)

 プロ通算199試合目の先発はいいところなく沈んだ。広島の野村祐輔投手(33)は初回先頭の岡林に初球を中前打にされた。ここから自分のリズムに持っていくことができなかった。

 犠打で1死二塁とされると、阿部にはフルカウントからの四球で走者をため、ビシエドにはあわや本塁打という左翼フェンス直撃の強烈な2点二塁打で先制点を許した。さらにレビーラに四球などの2死一、二塁から三ツ俣にも適時打を打たれた。

 「立ち上がりがああいう形で複数失点してしまったので、そこが全てだと思います」

 コロナ禍で主力を欠く今の打線にとって、いきなりの3失点はあまりにも重すぎた。

 二回はなんとか無失点で切り抜けたが、三回には木下、レビーラの連打から犠飛で追加点を奪われ、直後の攻撃で代打を送られた。今季最短タイとなる3回4失点でKOとなった。

 「早く降板してしまって申し訳ないです。打たれたボールは高い球だったり、変化球が抜けたり。しっかりと投げられるようにしていきたいと思います」

 河田監督代行は「投手コーチが監督と連絡を取り合いながらやっている。行くとは思います」と次回25日・ヤクルト戦の先発を明言。節目の200試合目となる先発は勝利で飾る。

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