広島・一岡、4年ぶり星 節目100ホールドP 2年ぶり1軍「すっきりできました」

 「広島6-5阪神」(6日、マツダスタジアム)

 力強く腕を振り抜いた先に最高の瞬間が待っていた。広島・一岡は笑顔で勝利の輪に加わる。2安打を許しながらも、ピンチを切り抜け1回無失点。18年9月21日の阪神戦以来4年ぶりの勝利で、ホールドポイントも節目の100に到達した。

 「2軍で99ホールドポイントが気になっていた。どこかでホールドなり、勝ちたい、切りが良くできたらいいなと思っていた。すっきりできました」

 2-5の九回に出番が来た。陽川をフォークで空振り三振。続く小幡も同球で二ゴロに仕留めた。2死から連打で得点圏に走者を背負ったが、最後は中野を中飛に打ち取った。

 昨季は2軍暮らし。16~18年の3連覇に貢献した右腕はもがき、苦しんでいた。地道にフォームなどを固め、今季は2年ぶりの1軍昇格を勝ち取った。

 「苦しい時にアドバイスくれたり、去年、2軍で1番多く投げさせてもらったのに、1軍に上がれなかった。使ってもらった方々に申し訳ない気持ちがある。そういう人たちに恩返しできるようにしたい」

 自らの仕事を果たしたからこその白星。それでも「防げた安打もある。そこは反省していきたい」と前を見据えた。若鯉が多い救援陣にあって、11年目の右腕が存在感を示した。

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