【安仁屋宗八氏の眼】劇的な勝ち方で連敗を止めた広島 先発陣は少しでも長い回を

 「広島6-5阪神」(6日、マツダスタジアム)

 広島は最後の最後に、連打を重ね、相手のミスも誘って大逆転勝利を手にした。雰囲気で言えば3連覇した時のような攻撃で、そういう圧力があるからこそ、相手チームもミスが出る。

 劇的な勝ち方で連敗を止められたことは、これからの戦いに向けて大きな価値があると言える。

 ただ、前日の大瀬良にしても、この日のアンダーソンにしても先発が長いイニングを投げられていないのは気になるところだ。前半の失点が多すぎる分、勝ちは遠ざかるし、勝つにしてもこの日のように、大きな勢いが必要になってくる。

 2番手・藤井の2失点はあったが、前日に続いて中継ぎ陣が非常によく踏ん張ったことで、完敗のムードから少しずつ流れを引き寄せることができた。この頑張りを持続させるためにも、先発投手には少しでも長いイニングを投げてもらいたい。

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