広島・森下 まさかの大炎上にぼう然 六回途中プロワーストの9失点KO

 2回、自らのワイルドピッチで同点とされ、うなだれる森下(撮影・高部洋祐)
 2回を投げ終え、うつむきながらベンチに戻る森下(撮影・高部洋祐)
 2回、ソフトバンク打線に打ち込まれ、森下(撮影・高部洋祐)
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 「ソフトバンク-広島」(28日、ペイペイドーム)

 広島・森下暢仁投手が、まさかの炎上。六回途中105球を投げ、8安打プロワーストの9失点で降板となった。

 初回は柳田からを含む2三振で三者凡退。だが、二回に一変した。先頭グラシアルのフェンス直撃の安打をきっかけに1死二、三塁とされ、柳町の打席で暴投により先制点を献上した。

 さらに、柳町の適時打で2点目を失い、死球で1死一、二塁。渡辺には左翼席へ3ランを打たれると、牧原にも右翼席へソロを浴びた。1イニング6失点に森下はマウンド上でぼう然とした表情を浮かべた。

 四回にも渡辺にソロを浴びると、六回にはまたも渡辺に左前適時打を許すなど、勢いに飲み込まれた。

 試合前まで4勝1敗、防御率はリーグ2位の2・43。だが、交流戦初登板で、伏兵・渡辺に5打点を許した。

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