広島・佐々岡監督 5失点の大瀬良続投は「ピリッとしてほしかった」

 「広島11-5中日」(20日、マツダスタジアム)

 広島は初回にマクブルームの6号満塁本塁打、五回にも小園の2号3ランなどで5点を追加するなど12安打11得点の猛攻。

 投げてはエース大瀬良が5点は失ったものの8回まで投げハーラートップタイの5勝目を挙げた。

 佐々岡真司監督は大瀬良について「初回から打線がつながって大量点を取ってもらったところで、今日にかける気持ちが出た投球だったと思う。野手が得点を取ってくれた中で、絶対勝たないといけないという気持ちが出ていたと思います」と評価した。

 初回は今季初めて1番に起用した野間の内野安打から、マクブルームの一発へとつながった。

 「野間が帰ってきて、野手キャプテンとして引っ張らないといけないという気持ちだと思う。先頭打者として塁に出て、4番がね。本塁打は効果的。連敗をしていた中で野間で始まり、4番で点を取ったというのは、チームが本当いい雰囲気になった。やっぱり一発は大きかったですね」

 4試合連続ノーヒットと苦しんでいた西川は猛打賞。「(西川)龍馬が戻ってきたというのは、やはり3番が打ち始めると4番、5番が好調なだけに、つながり出す。龍馬に当たりが出たのは大きいと思います」

 6番に置く小園がダメ押し3ランを放った。「やっぱり4番、5番がいいだけに、6番はチャンスで回ってくる。打順の組み替えを考える中でも、6番というのも重要かなと。そういう意味では1番に野間が帰ってきて、1番にドンと座ってくれたら、こういう打線を組める。龍馬にも当たりが出てきたら、つながりのある打線になると思う。今日のようなホームランはなかなかないかもしれないけど、つないでつないで得点するというのは開幕からずっとやってきたことなのでね」

 大瀬良は5点リードがある中で七、八回と続投させた。「あそこの(六回)4点というのは、ピリッとして欲しかった。エースとして、本人もあそこで代わるというよりも、1イニングでも長く投げたいと。連敗している中で、移動日ということで、本人もそう思っているだろうし。中13日空いている中、エースとしての責任、強さを持っていると思う。あそこで代えられて次の登板に向けてというのは気持ち的にも。2イニング抑えたのは気持ち的にも違うと思う。同じ勝ちでも6回4失点で終わるのと、2イニングを投げて終わるのとでは。本人にもリリーフ陣を休ませたいという思いがあっただろうからね」

 21日は森下を先発に立て連勝を目指す。

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