広島・佐々岡監督「ああいう投球は情けない」3回7安打6失点の中村祐を叱責

5回、選手交代を告げる佐々岡監督(撮影・西岡正)
7回、選手交代を告げに向かう広島・佐々岡監督=神宮球場(撮影・西岡正)
3回広島無死、ソロを放った鈴木誠也(左)を祝福する広島・佐々岡真司監督=神宮球場(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト11-7広島」(8日、神宮球場)

 好調だった広島の投手陣が今季最多となる11失点を喫した。先発した中村祐太投手(25)は初回に4点の援護をもらったが、その裏に3連打を浴びて無死満塁とすると村上に押し出し四球。続く荒木、太田の連続犠飛と西浦の適時打で4失点とすぐさま同点に追いつかれた。

 1点リードの三回にも3安打を集められ、2失点と逆転を許した。71球を投げ、3回7安打6失点で無念の降板。早くも2敗目となった。中村祐は「力不足を痛感しています。反省して前を向いてやるしかない」と肩を落とした。

 中継ぎ陣も踏ん張れず、計15安打を許した。また、守備のミスもあって今季初の2桁失点となった。佐々岡監督は「ああいう投球は情けない。(2軍行きは)明日考える」と右腕をバッサリ。また「投手陣が足を引っ張った守備もあった。もう一回気を引き締めてやらないといけない」と奮起を促した。

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