広島・坂倉“悔しい猛打賞” チャンスで三振、K・ジョンソンを勝利に導けず

 4回、内野安打を放つ坂倉将吾
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 「中日6-0広島」(3日、ナゴヤドーム)

 広島の坂倉将吾捕手(22)が3安打の固め打ちで今季3度目の猛打賞と気を吐いた。

 この日は昨年の8月14日の巨人戦以来、3番に座った。初回2死から福谷の149キロを右前にはじき返すと四回1死には三塁線へ内野安打。高橋のダイビングキャッチがなければ、左翼線二塁打になったであろう強烈な打球だった。

 八回も1死一塁からカーブを華麗にすくって右前に運んだ。しかし、「1打席目も2打席目も走者なし。3番としては3打席目のあそこで打ちたかった」と六回無死一、二のチャンスの場面で三振に倒れた打席を悔やんだ。

 女房役の石原慶がコンディション不良で抹消されたこともあり、K・ジョンソンと初めてバッテリーを組んだ。前日2日の試合前練習では左腕と念入りに話し込み、キャッチングなどについての確認を行うなどしていた。「K・J(K・ジョンソン)のピッチングをできるだけさせてあげたいという思いで試合に入った」。だが初回、福田に先制の2ランを浴び、「初回にああいう展開になった。なんとか粘ろうという話し合いをしたのですが…」と今季まだ勝ちのない左腕を導けなかった責任を負った。

 それでも中日戦は14打数10安打。打率・714と竜キラーぶりは発揮している。

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