広島・会沢 開幕ダッシュへ対外試合から課題修正を重視「一日一日しっかり」

 広島の会沢翼捕手(32)が28日、今後の対外試合で投手との連携強化を図りながら、開幕ダッシュに向けてチームとしての課題を見つけていく考えを示した。6月19日の開幕決定を受け、決意を新たにした鯉の司令塔。フォア・ザ・チームの精神を大切にしながら、ギアを上げていく。

 強い決意をにじませた。会沢は開幕日の決定を受け「目標ができたので、そこに合わせてやっていくだけ」と気を引き締めながら、投手との連携強化を図る考えを示した。

 3カ月遅れの開幕。それでもチームの司令塔は黙々と練習に取り組み、状態維持に努めてきた。シート打撃では投手とコミュニケーションを積極的に図るなど、常に本番モードの調整を行ってきた。

 最終的に4位に終わった昨季。5月に月間20勝を挙げる快進撃を見せて首位に浮上したが、4月上旬は本拠地で4連敗を喫するなど開幕ダッシュに失敗していた。試合数が120に減ることが濃厚な今季は、序盤での白星先行がV奪還に向けてのより重要な要素となるだけに、開幕までの入り方の大切さを強く訴える。

 「自チームだけの投手を見るだけでは分からない。対外試合を経て、(チームの)課題が見つかっていくと思う。そこをやって試合に入っていければ」とフォア・ザ・チームの精神を大切にしながら、課題修正に励んでいく構えを示した。

 来る開幕に向けて「一日一日しっかりやっていくだけ」と言葉を紡いだ背番号27。正捕手としての使命感を胸に刻みながら、歩みを進めていく。

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