広島・フランスア 粘投0封 ピンチ切り抜けた 体調不良で一時離脱も「問題ない」

 「2軍練習試合、広島2-5中日」(18日、由宇球場)

 懸命に腕を振った。六回に登板した広島のヘロニモ・フランスア投手は23球を投げ1回を1安打無失点。先頭の石川昂に左前打を浴び、一ゴロ野選で無死一、二塁のピンチを迎えた。ここで郡司を二ゴロ併殺打、続く石垣を三ゴロに打ち取り苦境を切り抜けた。

 「真っすぐのスピードはいいが、狙ったところに投げられなかった。コントロールがバラバラだった」。決して満足いく投球ではないが、一定の結果は残した。

 体調不良による一時離脱から、15日に1軍再合流。「体調は問題ない」と強調する。「(真っすぐが)シュート回転してしまうので、しっかりと上半身を使って投げたい」。左腕は現状の課題を克服しながら再び守護神争いに身を投じる。

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