誠也ベストナイン!球団4年連続は江藤以来23年ぶり 浩二以来外野手快挙

 セ、パ両リーグの今季のベストナインが25日に発表され、広島・鈴木誠也外野手(25)が外野手部門で4年連続4度目の選出。球団で4年連続は23年ぶりとなった。リーグ2連覇を果たした西武からは12球団最多の5人が選出された。5年ぶりにセを制した巨人からは3人。阪神からの選出はなかった。選考はプロ野球担当記者らによる投票で行われ、有効投票数はセが297票、パが253票。最多得票はセが坂本勇の294票、パが森の251票だった。最優秀選手(MVP)と最優秀新人は26日のNPBアワーズで発表される。

 秋空の下、鯉の主砲に吉報が届いた。鈴木がセの外野手部門最多得票で4年連続4度目のベストナイン選出。「最終的にこういう賞をいただけるのはありがたいと思います。(来季も)1年頑張って、またこういう賞をいただけたらいいなと思います」と力強く話した。

 主力としての働きぶりが際立った。今季は自己最多の140試合に出場し打率・335、28本塁打、87打点。初の打撃タイトルとなるリーグの首位打者と、最高出塁率(・453)を獲得した。球団で4年連続は96年までの江藤智以来23年ぶり。球団外野手に限れば8年連続の山本浩二以来2人目となった。

 来季は東京五輪の影響から、例年より約1週間早い3月20日に開幕するが、調整ペースは不変のつもりだ。「(例年)最初の方は良くないので、最初から良くしようとするとおかしくなると思う。いつも通り入れたらいいなと思います」。力を発揮し続けるべく、焦らず牙を研いでいく。

 この日は広島県廿日市市内で行われた選手会ゴルフに参加。田中広、菊池涼、西川とともにラウンドし「18ホール目は楽しかった」と笑顔で振り返った。鯉の主砲でもあり、日本の主砲でもある鈴木。高みを目指し続け、2020年へ向かう。

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