九里 猛省の三回 四球きっかけに…ズルズル3適時打で4失点 4連勝ならず
「阪神6-3広島」(25日、甲子園球場)
反省の思いにあふれていた。広島・九里亜蓮投手が4回8安打5失点で3敗目。自身4連勝はならず、「調子うんぬんより結果、点を取られてしまったので、1点でも少なくいかないといけない」と厳しい表情を浮かべた。
猛省したのは1-0の三回だ。先頭の梅野への四球をきっかけに1死一、二塁とされると、北條、伊藤隼に連続適時打を許し2点を献上。2死満塁からはナバーロに右前へ2点適時打を浴び、主導権を握らせてしまった。「先頭への四球で走者をためてしまった。しっかり反省しないと」と言葉を絞り出した。
四回も北條に適時二塁打を浴び、この回までで悔いの残る降板。4イニング中3度先頭打者への出塁を許し、テンポの良い投球は影を潜めた。
チームは前日まで4連勝していたが、この日を含めたここ5試合で先発陣は24日のジョンソン以外、4失点以上。味方の失策が絡む失点もあるものの、流れをつくれずにいる。
緒方監督は「失点はしようがないけど、(三回は)最少失点でいってくれないと、あそこで流れが向こうにいってしまった」と指摘した。「同じ失敗を繰り返さないように意識していかないといけない」と九里。修正をしっかりと施し、次回へと向かいたい。





