岡田が正真正銘の初完投勝利、前回の完投は5回コールド

力投する広島・岡田明丈=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神1-7広島」(15日、甲子園球場)

 広島の先発・岡田明丈投手が9回を投げきり1失点で初完投勝利を挙げた。ルーキーイヤーの昨年、6月4日のソフトバンク戦で降雨コールドによる5回1失点の完投(試合は引き分け)はあったが、今回は正真正銘1試合投げ抜いての完投となった。

 打線が初回に阪神の野選、先発・青柳の投ゴロを後逸する失策などに乗じて先制。天谷の適時打も出て4点を先行した。以後、岡田は糸原に適時打を許したものの、余裕のある投球で4安打1失点。最後は中谷を空振り三振に打ち取った。

 ヒーローインタビューで岡田は「最初から全開でいけたので、それがいい結果につながったと思います」と振り返った。初回に4点の援護を受けたことには「野手の方には感謝しっぱなしなので、次も自分がしっかり抑えて、野手の方に点をとっていただいて勝てるようにしたいです」と謙虚に振り返った。

 「力まないで自分の球を投げることに集中しました」と語るように、リードも後押しに余裕を持った投球を見せた。「自分もしっかりチームの力になりたいと思うので、こういうピッチングを続けていければと思います」と早くも次を見据えた。

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