九回終えて四球「26」のプロ野球タイ記録の乱戦、広島が延長サヨナラ勝ち

10回、サヨナラ内野安打を放ち、喜ぶ安部=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島9-8阪神」(1日、マツダスタジアム)

 マツダスタジアムで行われた広島-阪神2回戦で、両軍合わせて計27四球を出した。九回終えた時点で26四球となり、1リーグ時代の1937年9月12日、金鯱-ライオン戦の26四球と並び、プロ野球タイ記録となった。試合は延長十回、広島が安部の内野安打でサヨナラ勝ちした。

 九回、阪神・マテオが先頭の安部にこの試合24個目の四球を出した時点で1994年7月1日の西武-近鉄戦で出した23四球の2リーグ分裂後の記録を更新した。

 序盤から広島・岡田、阪神・岩貞の制球が定まらず、四球を連発。両軍とも四球で出した走者を着実に得点へと結びつけ、序盤から激しい点の取り合いとなった。

 8-7と阪神が1点リードで迎えた七回裏には、阪神・藤川が押し出し四球を与えて同点に追いつかれた。試合はそのまま延長に突入。延長でも1個追加され、トータルでの四球は「27」となったが、延長戦での記録はカウントされず、試合としてはプロ野球タイ記録という扱いになった。

 なお四球の内訳は阪神が13、広島が14。14時開始の試合は5時間24分の長時間ゲームとなった。

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