会沢“山田打法”で正妻獲る!

 さあ、最後の仕上げだ。広島・会沢翼捕手(27)が26日、先乗り自主トレのため宮崎県日南市入り。定位置奪取を目指す戦いへ「いよいよ、始まるなという気持ち。あと4日間でしっかりと追い込んでいきたい」と意気込んだ。

 新しい打撃フォームに手応えがある。昨秋キャンプから模索してきたフォームの方向性が固まった。変更点は左足の使い方。すり足気味だったものを、一度上げて体の前に蹴るようなイメージに変えた。

 「坂本(巨人)や山田(ヤクルト)、内川さん(ソフトバンク)とか、たくさん映像を見た。ピッチャーに向かっていけている感じが今はある」。下半身主導の打撃が身につき、バットの芯で捉える確率は高まった。

 昨季はチーム屈指のパワーを生かせなかった。本塁打は14年の10本に届かない6本止まり。開幕マスクを任されるなど期待されたが、打撃でアピールできず正捕手の座を奪えなかった。「打率が上がれば長打は増える」。今季こそ、誰にも負けない武器を生かして独り立ちする。

 勝負の舞台となる日南には、暖かく明るい日差しが差し込んでいた。「(キャンプ地に来ると)気持ちのスイッチが入る。バッティングに不安なくキャンプに入れるのは大きい。やるしかない」と笑った。その笑顔を秋にも見せるため、不退転の決意でグラウンドに立つ。

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