一岡 巻き返す!新球習得にメド

 広島・一岡竜司投手(25)が22日、広島県廿日市市の大野練習場で行われている合同自主トレに合流。ブルペンで捕手を立たせたまま35球を投げた。春季キャンプは2軍スタートだが、カーブとチェンジアップの完全習得で勝利の方程式入りを目指す。

 その笑顔が順調な証しだ。これまで何度か習得を目指しながら断念した新球にメドがついた。一岡は「実戦で投げられるところまでは来た。遅い球があると投球は違ってくる。試合で投げていきたい」と意気込んだ。

 変化球はフォークとカットボールが軸で緩急を使った投球が課題だった。カーブは3年前、チェンジアップは2年前から取り組むが、いずれもものにできずに終わっていた。「キャッチボールから丁寧に投げてきた」。まいてきた種が、ようやく実をつけようとしている。

 広島に移籍してきて3年目で、初めて春季キャンプを2軍で迎える。「2軍でもやることは一緒。自分に勝っていけば結果はついてくる」。昨秋キャンプで痛めた左脇腹は順調に回復した。焦りはない。

 守護神の中崎を軸にした、新しい勝利の方程式の確立がチームの懸案事項だ。投球の幅を広げた一岡が、勝利へと導くその座を虎視眈々(たんたん)と狙う。

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