江越4戦連続4号2ラン 高山7戦連続ヒット

4回阪神無死一塁、中越え2点本塁打を放つ江越大賀=甲子園(撮影・持木克友)
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 「阪神-広島」(9日、甲子園球場)

 阪神・江越が、出場4試合連続となる4号先制2ランを放った。

 阪神打線は広島先発・黒田に三回まで無安打に抑えられていた。しかし四回、ドラフト1位・高山が7戦連続安打となる右前打を放って、突破口を開いた。続いて前日8日に続いて2番に入った江越が、黒田の初球、131キロの変化球をフルスイングで捉えると、打球はバックスクリーンに飛び込んだ。「高山が塁に出てくれて、自分も次につなごうという意識だったんですけれども、カットボールが高めに浮いてきたので思い切ってスイングしました」と振り返った。

 前日、今季初めてスタメン起用されたが「昨日、金本監督からスタメンでいくということを言われたときに、『打順は2番だけど、2番らしい役目は考えてないから。思い切って打ちにいって、ゲッツーならゲッツーでかまわない。とにかく思い切っていってくれ』という言葉をかけてもらっていたので、この打席でも思い切っていくことをできました」と、指揮官の言葉に感謝した。

 阪神は昨季、広島・黒田との対戦は6試合で5敗1分け(黒田は4勝)と、1勝もできなかった。若い1、2番コンビが躍動し、試合の主導権を握った。

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