広島ドラ6オスカル ブラジル喜ばす
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広島からドラフト6位指名を受けた仲尾次オスカル投手(24)=ホンダ=が2日、社会人野球日本選手権大会が開催中の京セラドーム内で、川端編成部グループ長、白武スカウト部長らから指名あいさつを受けた。
140キロ超の直球を軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップなど変化球も多彩。昨年覚えたスプリットも魅力の一つで、担当の高山スカウトは「大学(白鴎大)から、追いかけた選手。先発をする力もある。左、右(打者)を問わず、抑えられる投手になってほしい」と期待した。
両親が日本人で、ブラジル生まれの日系2世。本名は「仲尾次・オスカル・正樹」という。大学、社会人で2度、指名漏れを経験した左腕は「本当にうれしい。小さいころから目指していた世界。活躍して、ブラジルのみなさんにも喜んでもらえる選手になりたい」と抱負を口にした。