黒田で解禁「中4日」広島ついに勝負手

 広島・黒田博樹投手(40)が、今季チーム初となる中4日での先発に臨むことが17日、分かった。18日・中日戦(ナゴヤドーム)に続き、23日・巨人戦(マツダ)に登板する。

 目指すは24年ぶりの優勝のみ。この日、マツダスタジアムでの投手指名練習を指揮した畝投手コーチは「中4日もある。全員を前倒ししていく可能性は十分ある」と明言した。首位阪神と5・5差。残り39試合。逆転へ「誰もあきらめてはいない」とムチを入れる。

 開幕から先発は中6日が基本線だった。今後は前田、黒田、ジョンソン、福井の4本柱に、2軍から昇格する野村を加えた5人が中5日で先発を続ける。

 6連戦では火曜日に先発した投手が、中4日で日曜日を担う。黒田は「40歳の体で野球をやるのは初めて。やってみないと分からないが、チームのためになるならば頑張りたい」と意気込んだ。

 登板後の状態次第では、中4日が回避される可能性もあるが、まずは中日戦へ「しっかり状態を上げてマウンドに上がりたい。(涼しい)ドームなので多少は疲労が軽減されるのでは」と、今季8勝目を照準に定めた。

 この日は07年に死去した、父・一博さんの命日だった。「野球をしっかりやることが報いになると思う。目の前の試合を一生懸命やる」と気を引き締めた。

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