ヤ山田11球団制覇弾 リーグ独走16号

 「交流戦、日本ハム4-8ヤクルト」(31日、札幌ドーム)

 交流戦開幕戦からいきなりヤクルト自慢の打棒が爆発した。一発を含む2安打3打点。ツバメの主砲・山田哲人内野手が日本ハム投手陣を打ち砕き、打線をけん引した。

 強烈な一撃だった。2-0の五回2死三塁。積極的に有原の初球のストレートを強振すると、打球は左翼スタンドに吸い込まれた。7試合ぶりのアーチ。同僚のバレンティンを抜いてリーグ単独トップの16号2ランだ。

 「初球から打つのは決めていました。その通り、思い切り振りに行った結果」。球種やコースに関わらず初球打ちを決めて、確実に仕留めた。「ど真芯で捉えたわけじゃない」と完璧な手応えはなかったが、パワーで強引に運んだ。

 節目の一発になった。日本ハム戦で自身初のアーチを放ち、これで“11球団制覇”を達成した。札幌への移動日だった5月30日に11球団本塁打に王手をかけていることを聞かされた。「気合が入ってました」と、屈託のない笑みを浮かべて充実感に浸った。

 主砲がバットでチームを鼓舞し、打線も8得点と機能して勝利。真中監督は「(山田の本塁打が)いい追加点になった」と目を細めた。昨季のリーグ覇者はまだ最下位に低迷しているが、山田が大暴れしてチームを上位に導く。

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