ヤクルト大引「鳥肌」決勝打含む3打点
「ヤクルト4-3阪神」(30日、神宮)
ヤクルトは接戦を制して阪神戦の連敗を7で止めた。左脇腹肉離れで約2カ月離脱し、28日に復帰した大引が2安打3打点。「移籍して1、2を争ううれしさ」と充実感をにじませた。
1本目は1-2の六回2死満塁で右越えに逆転2点適時打。2本目は3-3と追いつかれた直後の八回1死満塁で中前適時打。「打球は強くなかったが、抜けた後に鳥肌が立った」と振り返る移籍後初の決勝打だった。
期待されてFAで加入するも前戦まで打率・116と低迷。ようやくお立ち台に上り、「ファンを裏切る成績で苦しかったですけど、あれだけ声援を送っていただいて、ひたむきにやってきたことが報われたかな」と表情を緩めた。帰って来た男の本領発揮はここからだ。




