ヤクルト山田の逆転弾で勝利 館山が登板
「ヤクルト6-4巨人」(28日、神宮)
ヤクルトが逆転で巨人を破った。先発は右肘故障から復活した館山。2013年4月5日・DeNA戦(神宮)以来、2年ぶりのマウンドとなった。
四回まではピンチの連続も0点で抑えていたが、3点リードの五回につかまり、4回0/3を7安打、3三振、5四死球で4失点という結果。勝ち星は逃したが、久々に戻って来た本拠地のマウンドで、ファンに元気な姿を見せた。
館山の投球に、味方が奮起。3-4と1点を追う五回、無死一塁から山田が巨人・菅野の内角直球を捉え、左翼席に逆転2ランをたたき込んだ。七回には1死一、二塁から上田が一塁強襲の適時打を放って追加点。最後はバーネットが八回途中から登板し、巨人打線を無安打に抑えた。
殊勲の逆転弾を放った山田は「結構難しい球だったんですけど意、体がうまく反応してくれて、自分でもびっくりするホームランでした」と、会心の一撃に笑顔。エース・館山の復活登板で、黒星を消す一発&猛打賞の活躍に、「試合前に円陣組んだ時に、今日は絶対勝つぞと話し合って、心を一つにして戦いました。今日はいい結果が出て満足しています」と声を弾ませた。