駒大・江越Vマルチ 6球団スカウト前

 「東都大学野球、駒大3‐2国学大」(18日、神宮)

 駒大が競り勝ち、勝ち点2とした。今秋ドラフト上位候補の江越大賀外野手(4年・海星)が、決勝適時二塁打を含む2安打2打点と活躍。エース・今永昇太投手(3年・北筑)が2失点完投で今季3勝目、現役最多に並ぶ通算14勝目を挙げた。

 勝負の秋、期待の大器がお目覚めだ。三回、同点に追いつきなお1死一、三塁。力みなく振り抜いた江越の打球は、グンと伸びて右中間を破る決勝二塁打となった。初戦から、3戦連続マルチ安打で、計7安打1本塁打、6打点。「いい感じでボールが見えています」と笑った。

 春の不調から抜け出した。3本塁打した昨秋の野球ノートを読み返し、好調時の思考を確認。内角を意識し過ぎず、外角をしっかり踏み込んで打つ原点に戻り、結果を出した。

 この日も6球団のスカウトが視察。西武の奥薗編成部部長は「ああいう打撃ができれば大丈夫。身体能力はズバ抜けているんだから」と話した。13年ぶりのV、そしてプロ入りへ、江越は「チャンスで1本打てるように」と気を引き締めた。

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