前橋育英・高橋光、37年ぶり連続完封

 「全国高校野球・2回戦、前橋育英1-0樟南」(16日、甲子園)

 初出場の前橋育英(群馬)が樟南との投手戦を制して3回戦に進んだ。1回戦の岩国商戦で9者連続三振を奪った前橋育英・高橋光成投手(2年)が、5安打しか許さず、2試合連続で1‐0の完封勝利を挙げた。17日から3回戦に入る。

 ひりつくような状況でも、高橋光の心は揺るがなかった。「最後は『三振を取れるな』と確信しました」。1点リードの九回2死三塁。冷静に128キロの外角スライダーを投じ、空振り三振。2試合連続で虎の子1点を守り抜いた。

 奪三振ショーを繰り広げた岩国商戦に比べ「調子は良くなく、自信はなかった」。直球とスライダーなどで丹念にコースを突き、打たせて取る投球を徹底した。三振の数は「13」の初戦から「6」に減ったが、ゴロアウトは「16」と修正力の高さを見せた。

 普段は自ら「モジモジしてしまう」という内気な少年。初戦の快投にも「“ドクターK”とか言われたけど、そんないい投手じゃない」と謙遜し、済美・安楽が自分を知っていると聞くと「本当ですか?うれしい」と無邪気に喜ぶ。

 それがマウンドでは強気な大黒柱に変身する。今春からは荒井直樹監督(49)の勧めで、読書ノートをつけて本を読み始めた。同監督の高校の後輩にあたる中日・山本昌の著書などを読破。「『ピンチはチャンス』という言葉が印象に残っている」。“金言”を胸に、大舞台でも堂々の投球を見せ続けている。

 この日は、荒井監督の誕生日。「監督にいいプレゼントができた」と話すエースに、前夜にケーキや色紙を贈られていた指揮官も「最高の誕生日プレゼントになった」と目尻を下げた。

 2戦連続の1‐0完封は、1976年の中村(PL学園)以来。「信じられない」と初々しく話す一方で「自信になる」と手応えを口にした。次戦はスタメン8人が2年生の横浜との対決だ。「同級生なので絶対に負けたくない」。今大会の主役候補に躍り出た188センチ右腕。必勝を誓った顔は、強気なエースのそれだった。

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