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競馬ギガ盛ブログ「四位調教師と酒井Jの素敵な関係」(12月8日)

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 栗東・井上です。予想は後悔の連続。今年イチの痛恨レースはファンタジーSです。勝ったカルチャーデイは15番人気。「結構、自信がありますよ」。取材で酒井Jからこう聞き、その理由も納得がいくもの。手応えと結果が結びつくジョッキーなので、いつも信頼しているのですが…。“本紙担当”に引っ張られた結果、らしくない、ヨソイキ予想で印は△。逃がした魚、いや、単勝7080円は鯛でしたよ。

 レース翌週、栗東トレセンで四位師から声をかけられました。「馬券取ったでしょ?(酒井)マナブに、誰かに話したの?って聞いたら、井上くんに“いい”って言ったっていうからさぁ」。バツが悪い。本命馬は10着です。そういえば、野球少年だったワタクシに父親がよく言ってました。「そんなスイングじゃ、当たっても飛ばんわ。目つぶって振った方がマシや!」。その通りです。野球も、予想も当てにいくほど当たらない。

 「最高にうれしいです」。ファンタジーSレース後の酒井Jのコメントです。とびきりの笑顔で喜びを爆発させたのは四位師の管理馬だったからでは?「もちろんです。四位さんの現役当時から、一番お世話になった先輩。プライベートでもかわいがってもらっていたし、四位厩舎の馬で重賞を勝ったというのがね。感慨深いものがありました」と声を弾ませます。

 酒井Jの目に、四位師の現役時代はどう映ったのでしょうか。「まねできるようなジョッキーじゃない。馬に対する接し方、考え方。吸収できる部分はあっても、乗り方、姿勢は全然まねできない。タイプが違うし。目標とする騎手ではなくて、憧れの騎手」。優れた感性ときれいなフォームで知られた四位ジョッキーですが、今も後輩たちから慕われています。

 ゴール後、左手の人さし指をスタンドへと向けたシーンが印象的でした。「2歳馬では絶対にやったらアカンこと。丁寧に乗ってあげなくちゃいけない。いつも、それをすごく考えているつもりなのにね。四位さんに“マジで一発あります”って言っていたから。ね?ね?勝ったでしょ?っていう感じで思わず、出たポーズ。スタンドにいる四位さんに体が反射的に動いてしまった」と照れくさそうにします。

 開業3年目を迎えた四位師。そして、年齢でいえば8歳年下となる騎手・酒井学。その関係性はより深いものになったように感じます。「レースに一緒に乗っていて、その人が調教師になって、今度は乗せてもらって。また違う感情になる」と感慨深げです。

 2戦2勝で阪神JFに挑むカルチャーデイ。勝って恩返ししたいね-。そんなワタクシの言葉に「恩返しとはまた違うかな」と回答。こちらの不思議そうな表情に「いつまでたっても恩なんですよ。乗せてもらって、いつまでも僕は恩をもらっている側。そのなかで結果を出す、馬の能力を100%近い状態で発揮する。それが大事なこと。G1を勝っても、恩を返せたと思わない。ずっと恩だと思います」とうなずきます。うらやましい、素敵な関係ですよね。今回もマナブちゃんは自信ありげ。予想はまた△ですけど。

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