阪神には藤川球児がいる!2018年も全力で投げ続けた“火の玉右腕”の雄姿
18年は最下位という残念な結果に終わった阪神タイガース。その中で必死に右腕を振り続けた男がいた。藤川球児。投手陣の中心として、チームの精神的支柱として…その雄姿をデイリー紙面で振り返る。
公開日:2018.12.9
右肘痛を訴えて24日に出場選手登録を抹消された阪神・藤川球児投手(38)が26日、鳴尾浜球場でリハビリを開始した。
球児、10・4最短で戻る!鳴尾浜でリハビリ開始「最善を尽くしてやります」
早期復帰へ向けて「最善を尽くしてやります」と藤川。再び戦力となるため、全力で調整を進めていく姿勢を示した。
球児、10・4最短で戻る!鳴尾浜でリハビリ開始「最善を尽くしてやります」
スピード復帰!魂の火の玉ストレート
【2018年10月6日デイリースポーツ紙面より】
登場曲、名前がコールされると、大歓声と拍手が聖地に響いた。リリーフカーに乗り、仕事場へと向かう藤川。またこの場所に帰ってきた。9月23日の巨人戦以来、12日ぶりの1軍マウンド。1回を無安打無失点1奪三振で復活を飾った。
(中略)
最善を尽くし、再び戦列に戻ってきた背番号22。声援を送り続けてくれるファンのためにも、最後まで戦い続ける。
「阪神2-1DeNA」(10日、甲子園球場)
能見、球児、ドリスで7連続K締め 球児「申し訳ない。来年に向けてやっていく」
何としても勝たないといけない。マウンド上ではその一心しかなかった。阪神は今季最後のホーム。最下位が決定した中でも声援を送り続けてくれているファンを前にぶざまな投球はできない。能見、藤川、ドリスとつないだ勝利。感謝の気持ちを快投で届けた。
八回から登板した藤川も奮闘。伸びのある直球に加え、キレ味抜群の変化球でDeNA打線を寄せつけず3者連続三振。「申し訳ないです。恥ずかしい結果。来年に向けてやっていくつもり。まずは自分のスキルアップ」。現状を受け止め、来季の反撃を誓った。
能見、球児、ドリスで7連続K締め 球児「申し訳ない。来年に向けてやっていく」
奮闘むなしく、阪神は2018年シーズンを最下位で終えました。