阪神には藤川球児がいる!2018年も全力で投げ続けた“火の玉右腕”の雄姿
18年は最下位という残念な結果に終わった阪神タイガース。その中で必死に右腕を振り続けた男がいた。藤川球児。投手陣の中心として、チームの精神的支柱として…その雄姿をデイリー紙面で振り返る。
公開日:2018.12.9
阪神の金本知憲監督(50)が30日、5位からの巻き返しへリリーフ起用をポイントに挙げた。05年に確立された「JFK」のように勝ちパターンをイニングで決める方式ではなく、藤川球児投手(38)を軸に相手の打順や相性を考慮しながら配置していく方針。
要所締め、球児に託す 金本監督、救援陣「固定にこだわることはない」
夏のロードでの巻き返しへ、金本監督がキーポイントに挙げたのが「リリーフと打線」。特に救援陣については「固定にこだわることはない」と新たなプランを打ち出した。
要所締め、球児に託す 金本監督、救援陣「固定にこだわることはない」
1%でも勝つ可能性を高くするための投手起用。勝負の夏場、借金6からの巻き返しへ-。背番号22がそのキーマンとなる。
要所締め、球児に託す 金本監督、救援陣「固定にこだわることはない」
チーム状態上がらぬ中、右腕を振り続ける
「巨人2-3阪神」(9日、東京ドーム)
球児、狙い通りK斬り 八回同点ピンチしのいだ
敵地に響き渡る大声援を断ち切るように全力で右腕を振り下ろした。代打・大城のバットが空を切ると、右手でグラブを力強く叩き、感情を爆発させた阪神・藤川。笑みを浮かべながら、駆け足で歓喜に沸くベンチへと引き揚げた。
「4番が打った時は負けられない。巨人戦は昔からそうだった。ファンの方も喜んでくれたと思う」
球児、狙い通りK斬り 八回同点ピンチしのいだ
プロ20年目。これまで、幾度となく正念場を経験してきた右腕。待機するブルペンでは、モニターを見ながら後輩に場面に応じた配球などを伝えることもある。鉄壁を誇る猛虎のブルペン。藤川の姿が投手陣を強くさせている。
球児、狙い通りK斬り 八回同点ピンチしのいだ