阪神・藤川球児投手（３７）が２９日、沖縄の先乗り合同自主トレに参加し、ブルペン投球で状態の良さを示した。昨季はスローペースで調整をしていたが、今年は積極的に球数を投げていく。

　小雨が降りしきる中、藤川が直球のみで７１球を投げ込んだ。「球数を投げられているのは元気な証拠というか、いい体の使い方ができている」とうなずいた。

　「阪神春季キャンプ」（１３日、宜野座）　
　阪神の藤川球児投手（３７）が１３日、第３クール最終日にフリー打撃に登板した。今キャンプ初めて打者を相手に投球し、陽川に対して１４球で安打性の打球は１本。首脳陣の前でベテラン健在を証明した。

　今年から２段モーションが反則投球とされなくなることで、８０試合に登板した２００５年に似た投球フォームに変更。

　香田投手コーチが解説する。「以前のように２段（モーション）というか、しっかり立ってタメを作る。本来の姿に戻しつつあります」。

　ケージ後方から軌道を確認した金本監督も絶賛する。「球が重くなっているように見えた」。

　阪神の藤川球児投手（３７）が再び勝利の方程式入りする可能性が１５日、高まった。金村投手コーチが１７日の中日戦から、シーズン同様の継投策に入る方針を説明。