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球児、狙い通りK斬り 八回同点ピンチしのいだ

 8回、大城を三振に仕留めグラブをたたく藤川(撮影・田中太一)
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 「巨人2-3阪神」(9日、東京ドーム)

 敵地に響き渡る大声援を断ち切るように全力で右腕を振り下ろした。代打・大城のバットが空を切ると、右手でグラブを力強く叩き、感情を爆発させた阪神・藤川。笑みを浮かべながら、駆け足で歓喜に沸くベンチへと引き揚げた。

 「4番が打った時は負けられない。巨人戦は昔からそうだった。ファンの方も喜んでくれたと思う」

 しびれる場面は1点リードした直後の八回だ。1死から阿部に右翼線への二塁打を放たれると、続く長野には四球を与えて一、二塁。終盤の流れを考えれば、同点も許されない勝負どころ。ここで代打・亀井を初球、143キロの直球で捕邪飛に仕留めて2つめのアウトを奪った。

 締めは圧巻の快投。代打・大城を追い込むと、低めのフォークという選択肢もあったが、最後は高めの148キロ直球を投げ込んだ。狙い通りの空振り三振。「球児さんとも考えが合ったし、ベストな投球ができたと思います」と梅野。守護神・ドリスに勝利のたすきを最高の形で託した。

 プロ20年目。これまで、幾度となく正念場を経験してきた右腕。待機するブルペンでは、モニターを見ながら後輩に場面に応じた配球などを伝えることもある。鉄壁を誇る猛虎のブルペン。藤川の姿が投手陣を強くさせている。

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